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信楽高原鉄道 事故 司法判断 [ニュース]

信楽高原鉄道 事故 司法判断

滋賀県甲賀市(旧信楽町)で平成3年に起きた信楽高原鉄道(SKR)事故で、SKRとJR西日本がほぼ折半して負担した遺族らへの補償金などをめぐり、JR西が「事故原因の9割はSKRにある」として、SKRと出資者の県、甲賀市の3者に約25億3千万円の支払いを求めた訴訟の判決が27日、大阪地裁であった。田中敦裁判長は責任割合についてJRが3割、SKRが7割と認定し、SKRに約11億1400万円の支払いを命じた。県、市への請求は棄却した。同事故の責任割合をめぐる司法判断は初めて。

 事故は3年5月14日午前、SKR(14・7キロ)の単線区間で発生。SKRとJR西日本の列車が正面衝突し、42人が死亡、614人が重軽傷を負った。


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